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"Private Edit"について 1995年10月、私は勤めていた会社の社員旅行で返還前の香港に赴いた。 社長生来の貧乏性が運悪く顔を出し、安ツアー二泊三日のスケジュー ルはきちきち。 私はすっかり疲れ果ててしまった。 そんな帰途の飛行機の中、私は機内放送で流れるアンビエントミュージックを耳にし、初めて理解し安らぎを覚えた。あわただしい旅行でたかぶった気持ちがゆっくりとほどけるような感覚 がなにやら心地良い。こんな奇妙な形で、私はそれまでちっとも理解できなかったアンビエン トミュージックにようやくと近づいていった。 だがしかし、そこで私生来の無精がたたり、ほとんどアンビエントミュージックに対する勉強もせぬまま、見切り発車的に作業は進む。同時に私の音楽人生そのものも行き詰まっていた。 自らのエゴに満ちた 出口のない前衛音楽。しまいには私自身の理解すらも置き去りにしていた。このままでは何のために音楽をしているのか?わからなくなった。 終わりにするのか?それならば、最後に自分のエゴでなく、感じるままを素直に表現しよう。 そして、完成したのがこの"Private Edit"です。 皆様、どうぞよろしく御願い致します。
Back-yard 「古びたフィルムを見つけた。セピア色の画面の中には、若かりし頃の祖父とその友人達が額を突き合わせてマシンの整備中。輝く彼等の表情が今は蘇らないのと同じ様に、フィルムも同じシーンをただただ繰り返すばかりだ。マシンは一向に走り出さない。」 そんなイメージの曲です 。 Submarine 古いアナログシンセが吐き出す不規則なモジュレーションに深海のイメージを見つけてしまった。時折細かい泡なんかも吐き出して、行く。 そんな感じです。 inori_no_sora ロングディレイのかかったピアノを即興で弾く。ディレイという機械に初めてであったような、素朴な心だ。空のイメージは後からつけたもの。なんとなく空のタイトルにしたかっただけ。 Red/Moon 夕焼けと赤い月の真ん中に浮かぶ時間。そろそろ子供らは家に帰る時間だ。楽しい時間が終わる寂しさと、遊び過ぎてお母さんに怒られる罪悪感がごちゃ混ぜになる。 ※作品の著作権はUnderstatement及び各アーティストに帰属します。※ |
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